調理師はすっぴん?マスカラやマニキュア/ピアス/ネックレス/通勤時の服装など

調理師の仕事
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高校卒業後、調理師専門学校へ進学して調理師免許を取得しました。

その後、主に和食メインのホテルの厨房に就職して、約4年半働いたあと、病院施設の厨房に就職しました。

調理師の身だしなみと言えば、清潔第一です。

男性も身だしなみに気を遣いますが、女性はおしゃれをしつつ清潔感のある身だしなみをキープしたいですよね。

そんな私が、女性目線で調理師の身だしなみ事情をまとめました。

同じ調理師としての仕事でしたが、正反対な場面もあるといった印象です。

 

この記事では、

  • 調理師はすっぴんで仕事している
  • 調理師の通勤時の服装について

などまとめています。

調理師はすっぴんで仕事している?

調理師は、ほぼすっぴんです。

「ほぼ」というのは、働く環境によって違います。

ホテルで働いている時は、厨房から出ることもなく、お客さんと合うこともありませんでした。

病院施設で働いている時は、配膳も調理師が行うため患者さんやお見舞いの人など、いろんな人に会う事があります。

働いている人は女性が多くて、みんなメイクしていました。

人前に出ることもある場合は、マナーとしてメイクは必須ですね。

身だしなみは厳しい!

飲食業なので身だしなみは、とっても厳しいです。

男性は、毎日髭を剃り、髪は長すぎると切るように言われます。

朝剃ったのに、夜には少し生えてくるという男性もいましたね。

そういう体毛が濃い人は、腕毛なども気になりますが、特別に剃ってこいなどは言われていませんでした。

腕まくりして仕事するので、ケアをしている人も中にはいました。

また、髪色も明るすぎると注意されます。

ブラウン系やアッシュ系くらいなら問題ないです。

女性の髪が長い場合は、お団子に丸めて帽子から前髪が出ないように入れ込みましょう。

ちなみに、タトゥーしている人は見たことがありません。

マスカラはしてもいい?

女性なら、メイクはして出かけたいですよね。

なので、しっかりマスカラをしていた人もいます。

つけまつげやアイプチなど、落ちる可能性があるものは禁止です。

メイクに細かい決まりはないですが、ナチュラルメイクが望ましいです。

厨房内では、マスクと帽子着用がほとんどのため、見えているのは目元だけ。

ベースはせずに、目元だけナチュラルメイクしている人もいます。

調理師の朝は早く、メイクの時間も削りたいという人は「まつエク」も一つの手でしょう。

まつ毛を上げているだけ目元をキレイに見せる事が出来ます。

ちなみに、ホテルで働いていた時は女性1人でした。

とにかく動き回って、蒸し器やコンロもいくつも使うので、冬でも汗をかきます。

なので、ホテルで働いている時はメイクはしていませんでしたね。

年齢的にも20代前半で、人前にも出ないため気にしていなかったというのが本音です。

マニキュアやネイルは?

マニキュアやネイルも禁止です。

飲食業なので清潔感は当たり前ですが、手元はより清潔感を求められます。

盛り付けや仕込み作業など、手袋を使用する場面もありますが、素手で仕事をする場面もあるためです。

爪が長すぎると、爪の間に菌が繁殖しやすいため禁止。

爪の長さは定期的に短く切ります。

もし、マニキュアが剝がれてしまうと「異物混入」のクレーム対象になります。

手元のオシャレはほぼできないと思ってください。

水仕事なので、爪が割れることもあります。

そういう場合、寝る前に保護クリームを塗って対策していました。

手で直接食材を取り扱うので、傷やひび割れなど起きないように対策が大事です。

アクセサリーは禁止

飲食業なので、アクセサリー類は禁止です。

ピアスやネックレスだけでなく、結婚指輪ももちろんダメ。

アクセサリーも異物混入になるため、事前の対策として着用はできません。

腕時計の着用も出来ません。

むしろ邪魔なくらいです。

ホテルと病院施設で働いていましたが、きっちり時間通りの提供が求められます。

そのため至る所に時計があって、時間が分からないという事はありません。

野菜を洗ったり、魚をさばいたり、汚れてしまうので避けたほうがいいですね。

調理師の通勤時の服装について

調理師の通勤は私服で、特に決まりはありません。

制服で通勤はできません。

私は原付通勤だったため、ジャージやパーカーと言った簡単な服装が多かったです。

ロッカーもありますが、各部署の人と同じロッカーを使用するため狭いです。

脱ぎ着しやすい恰好が望ましいです。

病院施設は、労働時間もしっかりしていたため、早出の時は15時頃に終わることがありました。

その後に予定がある人は、おしゃれして来ている人もいましたね。

ホテルでは、22時頃に帰るのが当たりまえだったので、そういうのはありませんでした。

外出時は上着の着用

制服を着ての外出を禁止しているところもあります。

もし、外に出る場合は上着を着るなど、制服を汚さないようにしなくてはなりません。

よっぽどのミスがない限り、買い出しなどの業務もないので出勤してから、外に出ることはあまりありませんでした。

靴の決まりは?

通勤の靴も決まりはありません

スニーカーでもヒールでも、サンダルでも大丈夫です。

厨房では、決まったシューズがあるため履き替えます。

ホテルでは、支給された厨房靴がありましたが、病院施設では、自分で購入してくるように言われました。

場所によって違いがあるようです。

黒か白の厨房シューズで、動きやすいものがいいですよ。

まとめ

今回は、調理師のメイクや服装についてまとめました。

ホテルで働いていた頃は、メイクをすることがありませんでしたが、人前にでる仕事の場合はナチュラルメイクで仕事していました。

飲食業なので、身だしなみは厳しいです。

働く時間も長く、女性だろうと重いもの熱いもの冷凍庫の管理など、体力的にも厳しいものがありました。

それ以上にやりがいのあるお仕事と言えます。

休日には、ばっちりメイクやおしゃれが出来るので、おしゃれ好きさんは、それをモチベーションに頑張れますね。

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