たらしこみネイル、人気ありますよね!
水墨画や水彩画風のふわっとした感じはニュアンスネイルにもピッタリですし、
たらしこみで描いたお花は独特の風合いで、
ひとつ入れるだけでもなんだか特別なネイルアートをしてもらったような気分になれます!
実際たらしこみアートはやり方も独特なので、
やっているところを見ているお客様も「すごい!!」ってなりますし(笑)やっている方も楽しいです。
そんなたらしこみネイルの独特なやり方とはどんなのでしょう?
なんとなく、こうするんじゃないかな~と分かっていても、
いざやろうとするとちょっとしたコツなど細かいところが分からなかったりするもの。
そこで今回は、たらしこみネイルの基本的なやり方や
たらしこみで描くお花のやり方を、画像や動画もまじえて詳しく解説していきますね!!
たらしこみネイルの基本的なやり方とコツ
下準備
ネイルチップにやる場合は必要ありませんが、自爪につける場合は余分な甘皮などを除去し、
表面をファイルでサンディング、ネイルプレップによる油分除去など、
下準備をしておくことで、もちの良いジェルネイルをつけることができますよ!
ベースクリア塗布(チップでは必要ありません)
ベースになるクリアジェルを爪全体に塗布します(爪先も忘れずに!)。→硬化1分
プロショップでの取り扱いもあり、ネイルサロンでも使っているところが多い本格的な国産ジェルなのに比較的安価…でも持ちがよく使いやすいんです!
ベースカラー塗布
ベースになるカラージェルを全体に塗布(爪先も忘れずに)し1分間硬化します。→もう一度繰り返し
ホワイト系ならどんなカラーとでも相性抜群です。
逆にベースを濃い目のカラーにして、たらしこみを白で描くのも◎!
マットコート塗布
マットトップコートジェルを全体的に塗布し1分間硬化、表面を拭きとります。
「未硬化ジェルを拭いてツルっとさせたベース」「未硬化ジェルをふき取らないでちょっとべたっとしたベース」など色々試してみた結果、
たらしこみネイルのベースは「マットコートでちょっとざらざら」しているのが良いみたいです!
アクリル絵の具を用意
ペーパーパレットなどにアクリル絵の具を少しずつ出して用意しておきます。
ペーパーパレットはシールの台紙のつるっとした方でも代用できます!
アクリル絵の具のメーカーは特に問いませんが、今回は『リキテックス』と『マリージュ』の絵の具を用意しました。
それから紙コップなどにお水と、ティッシュペーパーを用意しておきましょう。
たらしこみアート(動画)
たらしこみアート、文章で説明するにはちょっと複雑なので、
まずは動画で見てみてくださいね!
- 少し緩めに溶いたアクリル絵の具で花びらの形を描きます。
- 筆についたアクリル絵の具をコップの水で洗い、その水で良いので筆にとって先ほど描いたところにぽんと乗せるように垂らします。
- 筆の水分をティッシュペーパーなどで拭い、その筆先で先ほど垂らした水を吸い取ります。
- 水を垂らすところから繰り返します。
一回のたらしこみ&吸い取りではあんまり吸い込まないことが多いですが、何回かたらしこみを繰り返すうちに吸い込むようになってきます。
その都度筆の水分は良く拭いてくださいね!
また筆は、ジェル用のアート筆とは別に用意した方がいいです!アクリル絵の具用のアート筆を1本揃えておくといいですね!
たらしこみでお花を描くときのコツ
たらしこみアートの基本的な手順についてはここまで説明したとおりですが、
たらしこみでお花を描くときに気を付けなければならないことが一つあります。
画像を見ていただいたとおり、花びらって一枚一枚にあまり隙間がなかったり、
動画の方では重ねて描いたりしていますよね。
その場合、一枚花びらを描いて水分が乾かないうちにあまり近いところにもう一枚の花弁を描き始めて絵の具が重なってしまうと、
両方の色が混ざってにじんでしまうんです!
なので1枚描いたら乾くのを待って…とやってもいいのですが、それは少し時間がかかってしまうので、
私は、なるべく離れたところの花びらから描いていきます。
ただ、ひとつのお花でそれをやるとバランスをとるのが難しいので
こちらのお花の1枚目を描いたら今度はこっちのお花の1枚目を描いて…というように、
どんどん違う指のお花を順番に描き始めちゃいます!
花びらを重ねる場合もそうしていくことで、重なっている部分もしっかりわかるように描けますよ!
まとめ
ここまで水墨画のような、水彩画のようなふわっとした透明感が綺麗で人気も高い『たらしこみネイル』について、
基本のやり方の手順を画像や動画も交えてご紹介、たらしこみでお花を描くときのコツや注意点についても解説してきました。
私がこれまでたらしこみネイルでなかなか納得いくものができずに苦労してきたのはなにが原因だったかといえば、
すべてはベースの状態をどうするのが良いか?が分かっていなかったことに尽きるんですね。
マットコーティングで少しザラザラしたベースが最適と気づいてからは、
多少絵の具の溶き方で水が多い少ないがあったりしても、
たらしこみで調節してなんとか納得できる仕上りに持っていくことができるようになりました。
あとお花などは、とにかく焦らずですね!
ほかの指のアートをやったりしながら、はなびら一枚一枚仕上げていくのがおすすめです!
夏は浴衣にも似合いそうな『たらしこみネイル』、ぜひ挑戦してみてくださいね!
コメント